いつも、まめの樹の職員のブログを読んでいただきありがとうございます。
わたしは勤務歴17年になります、相談員のSと申します。
最近、外出支援(病院への同行です)をしていて感じていることです。
内科病院は新型コロナウイルスの影響で、患者さんが少なくてとても空いてるのですが、一方では、精神科(心療科)の病院の患者さんがとても多くなっています。
予約も取りづらくなっていまして、実際に医師に確認をしましたら、先月くらいから、普段の倍近い患者増しと言っておられました。
こちらの施設も相談ケースがやはり増えております。
イライラする。
不安で仕方ない。
眠れない。
毎日のように主にこのような相談を受けております。
自分はおかしい、自分は駄目だ。。
そんな風に決して思わないでください。
コロナ禍において、誰もが身体の不調になるのです。
毎日報道におわれている知事や大臣、政治家を見てください。
あんなに国を動かす重職な大人たちまでもが、きちんとした判断が出来なくなっているのです。
専門家の意見に振り回されているのです。
家庭の問題も、親が荒れてしまうと、子どもにも悪影響となるでしょう。
これと同じようなものです。
コロナ禍で国が荒れ、わたしたち国民にも悪影響が及んでるということです。
ですから、あまり自分自身ばかり責めないでください。
ワクチンが開発され、治療法が見つかれば徐々に収束するように、あなたも必ず時間の経過と共に徐々に良くなっていきます。
このように相談をいただいた方には同じ言葉で対応しております。
インターネットによる誹謗中傷の相談も多くなりました。
タレントさんが誹謗中傷により、自殺をしてしまったこと。
先日は、芸人さんが不倫により誹謗中傷されていること。
不倫だから誹謗中傷されて当たり前だ。
…これは違うと思うのです。
誹謗中傷すること自体を無くす努力をしなくてはいけないのです。
わかりやすく言いますと、今回の不倫をした芸人さんが、誹謗中傷により、仮に自殺をしたらどうしますか?
悪いことをしたのだから当たり前の報いだと言う方よりも、誹謗中傷したことを焦って、すぐに載せた言葉を削除する方のほうが圧倒的に多いのではないのでしょうか。
お亡くなりになったタレントさんが仮に自殺をしていなかったらどうなっていますか?
今でも悪者として、ずっと誹謗中傷され続けていることでしょう。
行いの差がどうではなく、この誹謗中傷をすること自体を根本的に変えていかなくてはならないと思うのです。
わたしは結局は言い方だと思います。伝え方だと思います。
不倫はひどいよなぁ。
奥さまが気の毒だ。
…これは意見・感想として全く問題ない発言だと思うのです。
いわゆる
死ね、消えろ、
こういった言葉をなぜ書くのか。
思うのは仕方ないかもしれません。ただ、書く必要はないでしょうに。
単純にこれだけの話しなのです。
正義と正義感は違います。
正義は世間で決められたルールで、正義感は個人のルールです。
正義感の押し付けや表現は特に気をつけるべきです。
誹謗中傷も、法整備の話しがいよいよ本格化してきました。
ただ、わたしが懸念するのは、法整備されて罰則が出来た場合に、今までネットで発散していた人たちが、次はどこで溜まったものをぶつけるのかが心配です。
その矢先が、もっと現実的な暴力や凶器にならなければいいと思っています。
道徳心の向上も求めていくべきだと思います。
わたしは長年、性犯罪の被害に遭った女性への支援活動をやっております。
性犯罪者に、逮捕後は一定の期間はGPSによる監視をするように国に求めてきました。
性犯罪者の再犯率を皆さんはご存知でしょうか。
なぜそのような犯罪をするのか。
性犯罪者のほとんどは、これでしか快楽を求められないからです。
性犯罪者として逮捕されている人よりも質が悪い人が、実際には多くおります。
その一例が、女性を妊娠させて、支配下(ヒモ)に起き、責任を取らない男性です。
この行為を繰り返し、結婚と離婚を何度もしている男性がいます。
これが巷には上がってはこない、実は悪質な性犯罪者の分類になるのです。事件化されません。
男性が、同意の上だとして強調するからです。
でも実は、最初から騙すつもりで女性には近づいているのです。
わたしはこういった性犯罪、性被害に遭った方の
相談を長年やってきている中で、その時の周りの大人は?と訊ねると、
ひどい目に遭っていい経験になったでしょう。
もう悪い男には懲りたでしょう。
あなたは騙されないときってわからなかったのよ。
と、このように言われたと大半の女性が言います。
何がいい経験になったのかと。
何が騙されないとわからなかったでしょうと。
一生苦しむ物を背負ってしまったのですよ。
こうなる前に何とか出来なかったのかと。
皆さんの周りに、もしもこのような、明らかに騙されいると思われる女性がおりましたら、その相手男性を何らかの方法で叩かなければ終わりません。
恋愛状態に陥っている女性には何を言っても届きませんので。
ですから、相手側を叩かなければ駄目なのです。
深い傷になる前に。
この巷には上がってこない悪質な性犯罪者を減らすための活動をずっとやっておりますので、もしも被害に遭っている方、またはその周りの方。
こちらの施設にどうぞご相談ください。
本日は長文・乱文を失礼いたしました。