職員ブログ

自立支援センターまめの樹の職員ブログです。

お互い様です、、という話し。

新型ウイルスに感染した人が、差別的な扱いを受けているという残念なニュースを見ました。

うちの施設は、児童養護施設と提携しています。

養護施設を退所した人が、差別的な扱いを受けたり、運良く里親が見つかっても、関係がうまくいかずに、また孤立するケースも少なくありません。
養護施設で生活している時よりも、むしろ退所した後のほうが、差別的な扱いを受けることが実は多いのです。

つまり大人になって、社会に出てから、ひどい差別を経験しているわけです。

こういった相談を受けた時は、差別をした相手(団体)と対話をしますが、そう簡単には解決しません。
差別する人には、決まって独自の理論があります。
お互い様だという、相手を敬う気持ちが全くありません。

逆に、「こちらの方がこれだけ傷ついた。謝罪しろ。あの時こういっただろ。誠意を見せろ。訴えるぞ。」と決まって言ってきます。
こういう人ほど、すぐに法的手段をうたいます。

自分はこういった相手は、話しても通用しないと思い、すぐに対話を止めます。
話すだけ無意味だからです。そして、相手の要望を全て受け入れ、謝罪をその場はします。

職場に持ち帰り、相談役と顧問弁護士に相談をして、今度は文章のやり取りを再開します。

プライベートのことならば、相手とは縁を切り、二度と関わらなければそれでいいことですが、大切な利用者さんの相談はそうはいきません。

訴訟になるケースもありますが、その過程で大半の相手が和解を求めてきます。
相手自身で立てた弁護士に、「勝てない」と言われて、結局は引き下がり和解を求めてくるのです。

冷静になり、反省をしてではありません。
勝てないと言われ、妥協案を出してくるのです。

昭和風にいうと、、
「ところがどっこい」こうなった時にこちらの徹底抗戦が始まります。
徹底的にやります。
とことんやります。

長期間あまりにもこちらがしつこいので、相手が参り、病院に通うようになって、医師の診断により取り下げることもあります。

長々と何が言いたいのかといいますと、差別はどうしたところで許されないと思います。

差別に正義はありません。
新型ウイルスは誰にでも感染します。
志村けんさん、岡江久美子さんなど著名人がお亡くなりになると、気の毒とか悲しいと言う声が多く集まるのに、なぜ一般人だと差別するのか?と思います。

児童養護施設に最初から入りたいと希望する子どもがいると思うのか?と思います。

みんな平等とは仮に無理だとしても、お互い様。

まずはお互い様と思う気持ちを持って、自分はずっと生きて行きたいです。


文章・T

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