職員ブログ

自立支援センターまめの樹の職員ブログです。

志村けんさん

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志村けんさんがコロナに感染し、集中治療室で懸命に頑張っているらしい。
絶対に乗り越えてほしい。

志村さん(ドリフターズ)にはとても忘れられない思い出がある。 

自分の名前は珍しい苗字で、結構この名前が原因で、子どもの頃はよくイジメを受けた。。
自分の名前が大嫌いだった。。

 

昔、「8時だよ全員集合」という番組があった。
公開生放送のテレビ番組で、自分の世代は皆が観ていた大人気番組であった。
自分が小学3年生の時、地元の市立劇場にて、この番組が生放送で公演することになった。
「ドリフがうちらの町に来る!!」
ど田舎の自分の学校では大騒ぎになった。

公演会のチケットは劇場窓口にて発売。それと、地元新聞の購読者に抽選で100組招待という、どちらかでチケットをゲットできる方法があった。

劇場窓口で購入が1番だが、先行予約で、すでに完売してると親に言われた。
こうなると残された可能性は一つ。抽選に懸けるしかない。
親に新聞に書かれた事項を記入してもらい、ハガキをポストに投函。

学校の皆もチケットは購入出来ず、やはり自分と同じように抽選に懸けていた。

抽選結果は、後日の新聞に掲載されることになっていた。その後、当選ハガキが届くと言う。

学校に行けば毎日のように、当たるかなぁ。当たれ~と皆が言っていた。

抽選結果が新聞に掲載された。
○○町  T←自分のフルネーム。

当たった!!
夢かと思うくらいに嬉しかった。

学校に大はしゃぎで登校すると、クラスの皆は静まり返り元気がない。
すぐにわかった。皆、ハズレたんだなぁ。。

とても言い出しづらかったが、自分が教室に入ると、自分が当選したことを新聞を見て知ったクラスメートが、、
「Tっ!!お前、当たっただろっ!」
「すっげ~!!」
「いいなー!!」

すぐに皆に囲まれた。
「誰と行くの~!?」
「俺を連れてって!」
「俺だよ、俺!」

…「兄と行くことになってる。。」と伝えると、全ての可能性が消えた皆は愕然としていた。。

「当たったのは嬉しいけど皆に悪いなぁ」とても心苦しい。。

 

公演当日、座席は何と1列目であった。
目の前に志村さんたちがいる!
芸能人を見るのは、生まれて初めてのことで、「本当にこの世にいる人だったんだなぁ。」…が感想であった。それほど自分にとって、テレビに出る人は、遥か遠くの宇宙人のような存在だった。

この日の歌のゲストは森昌子さんだった覚えがある。キャンディーズもいたのを覚えてる。←皆さん、知ってます??

まさに夢のような一日だった。

地元新聞にもドリフターズの公演は大きく取り上げられていて、新聞記者の後日談で、抽選を担当した人は、すごい数の応募ハガキに驚いたと言う。
「ここから100組を当選させる。単に抽選ではなく、送られたハガキを何人かで仕分け、珍しい名前を選び、そこから当選者を出した。」と言う。

自分が珍しい名前だから当たったのかっ!?

抽選結果が掲載された新聞を改めて親と確認すると、たしかにあまり聞かない珍しい名前の方が多い。

ずっと嫌いだった自分の名前。。
「この名前で良かった!!」初めてそう思えた。

話しが長くなったが、志村さん(ドリフターズ)は、自分の名前が、この名前で良かったと思う、きっかけを作ってくれた人だ。

志村さん!頑張れ!
あなたは自分を変えてくださった恩人です!

文章・T